楽しい番外地

アメーバに本体がある「腐ってやがるプログ」から一部コンテンツを晒す為に作られたブログです。 隔離と言っちまえば隔離かな・・・。ランド丸チーズ第二支部です。 尚コメントなどの返信は相当遅いでしょう。管理が適当だから(ヲイ)。

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ほげいもんだいはグレーゾーン 第二回 捕鯨で学ぶポンコツ論-1

猿畑「どうも、猿畑金三郎です」

脱下「脱下右狂でございます」

猿畑「この対談も三度目ですが、気になる事はありますか?」

脱下「えー、鯨って何種類ぐらいいるんでしょうか」

猿畑「そこに来ましたか」

脱下「いや…犯罪者にはそれぞれの動機がある筈なのに、クジラは頭がいいとか逆に、魚を食い尽くすとかいうのは、近頃の若者は…みたいな断定のような気がするもので」

猿畑「確かに、マッコウクジラはコロ(油の一部、おでんの具に適するとか)ぐらいしか食べられないけれど、ミンククジラは美味しいですからね。この差は生態によるものです。おっしゃる通り80種類のクジラには80種類の状況があるんです。例えばマッコウクジラはハクジラ、ミンククジラはヒゲクジラですがこの二つの種類のクジラは別の動物と割り切ってもいいと私は思ってます。そう、犬と猫ぐらい」

脱下「もう一寸分かりやすい例えはないですか?」

猿畑「じゃあ、連邦軍とジオン軍のモビルスーツなんかどうですか?」

脱下「ああ、その方がいいかもしれません。ザクとジムで全然違うものですからね。ガルスJやギラドーガなんかは一目でジオンのモビルスーツって分かりますね」

猿畑「でもガンダムに興味がない人にはどちらも同じロボットに見えるところも似てますね」

脱下「分かりやすい方がいいんですよ」

猿畑「ただ、モビルスーツの方は後づけでどんどん増えていますけどね、ジムカスタムやイフリートとか」

脱下「キケロガなんて聞いた事もありません、でも新種が後から見つかっているんですよね」

猿畑「そういえば、タイヘイヨウアカボウモドキという鯨をご存知ですか?」

脱下「知りません」

猿畑「知らなくて当然です、少し前まで頭骨が二つ見つかっていただけの謎の鯨で…新種というよりは珍種ですね。ところが鹿児島に死骸が流れ着いてから、実はかなりありふれた種類だという事実が判明して、ハワイに沢山居るとか、日本近海の謎の鯨はこの種類だったとか」

脱下「そうなんですか、こうなると我々人類が知り得る鯨に関する知識など、たかが知れているものなのですね」

猿畑「そうですね、例えばグーグルアースで世界中を見る事が出来ても、それは表側だけ知ったに過ぎません、全く理解できていないんですね」

脱下「そもそも、知識は一面的な見方では不完全なものにしか成り得ません。様々な視点を持つ事でようやく体を成すんですよね」

猿畑「ところで右狂さん、こういう話がありますよ」

脱下「なんですか?」

猿畑「ある科学者によると日本の面積を耕作しても三分の一の人口しか養えないそうです」

脱下「それは一大事ですね、でも日本人は農産物だけを食べている訳ではないですよね」

猿畑「はい、件の科学者も水産物や農業の発展が残りの人口を支えているとしていました、ですが…」

脱下「なんですか?」

猿畑「私は重大な事に気付きました。この国は温暖で湿気が多い、すなわち植物が良く育つのです。米などは二毛作もできます」

脱下「なるほど、そう言われればそうですね」

猿畑「つまり、鯨に種類があるように、地域にも様々な気候があって、その影響の考慮も必要だという事に気付いたんです」

脱下「ひょっとして、件の科学者は今回の話題の人物ですか?」

猿畑「そう、花里孝幸氏です。日本の面積の件の出典は「ネッシーに学ぶ生態系」(2008年岩波書店)ですが、今回は、おなじ花里氏の「自然はそんなにヤワじゃない」(2009年新潮社)にダメ出しします」

脱下「この人どういう人なんですか?」

猿畑「淡水のプランクトンの専門家・・・でいいと思うんですけどね。問題は33頁の「クジラだけがなぜ贔屓される」です」

脱下「なんですか?」

33頁
「反対グループはクジラが個体数を減らし、将来絶滅の恐れのある生物になる事を危惧しているようだ。それだけでなく、他の動物に比べ高い知能を持っているの動物を殺すのはかわいそう、という感情的な理由も、彼らの行動には含まれているように私には思える。」

猿畑「実はこの文の前にここ一、二年南極海の調査捕鯨が捕鯨反対を訴える団体に妨害されている件に触れているのですが、それは省きました…、ただこの時期に丁度過激なシー・シェパードが参入し、2009年以降は非暴力を旨とするグリーンピースは撤退し、以後妨害に参加していません」

脱下「あれ?、これはどちらを指すんでしょうねえ」

猿畑「記述が曖昧だから解りません。下手をすると花里氏は両団体を混同しているのかもしれません。どちらにしても、この世の反捕鯨を掲げる団体はこの二団体だけではないのですが、花里氏がそれを理解しているのかも疑問です」

脱下「ですが、感情論が主要因であるというのは正しいのではないですか?」

猿畑「貴方も私も刑事ですよね、容疑者の証言を裏も取らずに信じたりしますか?」

脱下「私は反捕鯨団体が「クジラは頭がいい」と言ってる映像を見た気もしますが、それは偽証かもしれないと…」

猿畑「例えば、その主張ひとつとっても、デイブ・スペクター氏は「鯨は賢い哺乳類」と主張していました。まあ、種類にもよりますが哺乳類とは基本的には繁殖力が低いんです、特に鯨や象の繁殖力が低いんですけどね。つまり、その点を印象づける主張が、賢いという主張の原点の様に思えます」

脱下「つまり、希少生物である説明が変じて、賢いと言う主張が一人歩きしたのではないかと?」

猿畑「ひとついえる事は、政治的に捕鯨を論じる場でクジラの知能などの感情論が遡上に上がった事はないという事です」

脱下「ただ、クジラが可哀相だという人達はいるんじゃないですか?」

猿畑「ある程度は存在するでしょうねえ、ただ好きでもないのに鯨の問題にしがみ付ける人たちは利害がある人たちしかいません。でもそれは他の事象にもいえる傾向ではないでしょうか」

脱下「確かに好きでもないのに、鯨に関わると言うのは仕事でですよね、言い方を変えれば利権がらみであるともいえるでしょう」

猿畑「まあ、そういうのは個人の動機であって、それが集団の活動目的とイコールである事を証明できなければ、意味はないと思います。公な場で出た事がない意見が真の理由であるというのはいささか苦しいでしょう」

脱下「とはいえ、外野からわざわざ感情論を大声で主張する以上、そう誤解されても仕方がないと思います。もっとも、そういう主張をしてアピールする事で何か得るものがあるのでしょうね?」

猿畑「そうです。実は反捕鯨団体というのは、我々捕鯨国の立場の呼び名で、「環境保護団体」、「動物愛護団体」、「動物の権利団体」など、その本来の姿がそもそも様々です」

脱下「ああ、様々な団体が参加していて、団体毎にそれぞれ事情があるんですか」

参考
「自然はそんなにヤワじゃない」花里孝幸 新潮社 2009年
「ネッシーに学ぶ生態系」花里孝幸 岩波書店 2008年
「放送禁止歌」森達也 光文社 2003年
* 第3章 日本VSアメリカ「デーブスぺクターとの対話」
「Neuton」1993年5月号 ニュートンプレス
*「容認か禁止か捕鯨問題を徹底分析」
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  1. 2012/11/22(木) 18:17:35|
  2. 捕鯨問題
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