楽しい番外地

アメーバに本体がある「腐ってやがるプログ」から一部コンテンツを晒す為に作られたブログです。 隔離と言っちまえば隔離かな・・・。ランド丸チーズ第二支部です。 尚コメントなどの返信は相当遅いでしょう。管理が適当だから(ヲイ)。

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ほげいもんだいはグレーゾーン 第三回 そうじゃなかったんだ!学べぬニュース-3

猿畑「話を進めます。アメリカにおいてはNPOやNGOと言った寄付金を資金にした市民団体が多く存在する訳ですが、これらNPOは様々な社会制度を動かし、小さな政府の実現に一役かっています。たとえばハーバード大学は世界最古のNPOです、後はナショナルジオグラフィックの全米地理学協会、メトロポリタン美術館など全部NPOなんですよ、展示する美術品の購入に寄付金が使われているので、美術品の下に書かれている人名は寄付を行った方々の名前なのだそうです」

名無し「社会制度は国の税金の方が安定してるんじゃないですか?」

脱下「確かにそうでしょう、しかしながら国の財政を圧迫しないで済む訳で、また逆に市民の利益の為に国の意向に沿わない事になっても団体の存続が望めると言う利点が望めるのではないですか」

名無し「そんな団体は必要ありません」

猿畑「そんな事はありません、最初の方で語った飯館村の事例でもわかるように、国の組織以外にもちゃんとしたNPO組織があれば、知識の多元化が可能になります。むしろ今こそ必要なのではないでしょうか」

脱下「まあ、我が国の政府がそういった団体に辛いのも事実なんですけどね」

猿畑「実は…、池上さんは環境問題の対策のために、こういった団体が必要なのではないかと語っているのです」

脱下「えっ、そうなんですか?」

猿畑「「武器なき環境戦争」の205から207頁において、ただそのままNPO団体を作ろうという話にはなっていないのと、関連する品物の価格にポイントを上乗せして…これはNPO団体への寄付のシステムを参考にした旨を池上さんが自ら語っています。ちなみに池上さんはクレジットカードで買い物をする度にユニセフに寄付できているそうです」

脱下「そのまま寄付というのは、寄付文化に馴染まない日本人に向かないと考えたのか、敢えて日本人向けの方法を提示する点には池上氏の見識の確かさを感じますね」

名無し「買い物をするだけで、良い事をしたという、偽善的な喜びを利用する訳ですか」

猿畑「やらない偽善よりやる偽善ですよ、お金がなければ何も出来ません」

脱下「しかし、優秀なスタッフや器材が必要になれば、それだけ寄付金が必要になるんですね」

猿畑「そういう事です、ただ資金調達の為にパフォーマンスが激化する団体も出てきてしまう、という問題がある訳です」

脱下「ですが、仮にもシーシェパードの活動が成り立つのは、調査捕鯨の妨害に公益性を認める人々が存在すると言う事になりますね」

猿畑「実際、日本の調査捕鯨は調査に名を借りた商業捕鯨であり、国際社会はそういう姿勢をウソでアンフェアであると解されるという話もありますね」

脱下「そういう事実こそ伝えなければいけないのではないですか」

猿畑「そうですね、でないと本当に訳が分からなくなりますよね」

脱下「しかし、そうなるとシーシェパードの妨害は調査捕鯨の悪評に乗じた宣伝そのものですね」

猿畑「ああ、そうですね、存在をアピールして寄付金を集める訳ですから」

脱下「そういえば、私は環境保護団体は様々な団体から大金を受け取っているから、妨害活動を行っているという話を聞いた事があるんですが、大金を受け取っていたらそもそも、妨害活動もパフォーマンスも必要ないですよね」

猿畑「そうですね、妨害しているうちは、活動資金が必要な状況とみるべきでしょうね」

脱下「日本の調査捕鯨を妨害してから寄付金が増えたというのであれば、尚の事ですね。大金を貰える状況で、かなり苦労して南極海で妨害する利点は皆無です」

猿畑「不敬な海の海賊も迷惑な団体ですが、正体不明の団体という程のものではありません。逆にそれを理解不能なものとして棚上げしてしまっては、有効な対策も立てられないのではないですか」

名無し「何をいうんですか、大体聞いていれば池上さんにいちゃもんばかりつけて、あの人はテレビで鯨増えて魚を減らすとも言っているんですよ」

猿畑「そんな…いちゃもんではありませんよ、強いて言えばアドバイスですよ」

脱下「そうですね、確かに「こうしたらもっと良いのに」というのはアドバイスですね」

猿畑「ちなみに私は昔、他人にアドバイスしたら、その人の友人に「命令しないでよね!」とかいわれた事があります」

脱下「猿畑さんはプライベートな人間関係はかなりグダグダなんじゃないですか?」

猿畑「細かい事は気にしないでください」

脱下「鯨害獣論は以前話題にしましたが、科学的に穴だらけという結果になりましたよね」

猿畑「そんな説をテレビ「そうだったのか!池上彰の学べるニュース」で池上さんが紹介していたんですよね。もっとも私には「ミンククジラは世界中で百万頭」と言う所でフリップに描かれたミンククジラの画が違っていたのが突っ込みどころでしたけどね」

名無し「間違っていません、ミンククジラの鰭の白い模様まで描かれていたのに」

猿畑「そうですか?」

名無し「何がおかしいんですか、そんな詳細な部分まで再現していたのに」

猿畑「残念でした。実は北半球のミンククジラにはその模様があるんですが、南半球のミンククジラにはそれがありません、なぜなら餌が違うからです」

脱下「それは、餌が違うだけではないのでは?」

猿畑「はい、まず種類が違います。南半球…いや南極のミンククジラはクロミンククジラという別の鯨です。北半球のミンククジラ…こちらはナミミンククジラとも言いますがね手鰭の白い模様は魚を幻惑して集めるための模様だという説が有力です、ペンギンやザトウクジラにも白い模様があるじゃないですか、あれは魚を集める進化の結果です。ところが南極のクロミンククジラには殆どオキアミしか食べないから模様がないんですよ…フフフお分かりですか」

脱下「というより、別種なら、両方で百万頭というのも無意味な数字ですね」

猿畑「そうですね。鯨の場合生息範囲が広いので、仮に同一種がトータルで沢山生息していても、海域によっては滅びに瀕しているものもあるので、全部で何万頭という数字で絶滅の危機にないという説明たりえません。例えばコククジラはアメリカの沿岸では保護の成果で充分に増えましたが、日本やロシアなどのアジア方面では僅か100頭程度で風前の灯火です。でも、それらを合わせてトータルな数だけを引用すれば、全く危機がないというミスリードが出来る訳です」

脱下「つまり、生息域が広い海洋哺乳類の本当の意味での数は海域毎で見ないと分からないという訳ですね」

猿畑「基本的に、ある海域で滅びたからって、鯨が融通されてくる訳じゃないですからね。ちなみに…南半球のミンククジラが別種だと言う研究は日本の調査捕鯨…厳密に言えば1964年の試験操業で日本の鯨類研究所が明らかにしたことです」(ちなみに南氷洋でのクロミンククジラの捕鯨開始は1971年)

名無し「日本の捕鯨は科学に貢献しているんですね」

脱下「その科学を広報で無視していたら意味がないと思いますけどね」

猿畑「むしろ科学の信頼を貶めている気さえしますね。ただ、気になることがあるんですよ」

脱下「なんですか?」

猿畑「実は池上さんの著書を色々当たったんですが、鯨が増えすぎて魚を食い尽くすという話を記述している本を見つけられなくて…」

脱下「長く残る自分の書籍にその説は記述したくないのでしょうか」

猿畑「ところが、ようやく見つけたんですよ。2000年に講談社から出た「最新ニュースが一気にわかる本」です」

「最新ニュースが一気にわかる本」池上彰 講談社 2000年
*第六章 クジラを食べたことがありますか?-日米捕鯨摩擦

161頁
「商業捕鯨が禁止されて以来、クジラの数は回復してきていると言われています。このため、増えすぎたクジラが大量の魚を食べ、魚の資源が減り始めているというのが日本側の見方です。」

脱下「良く見ると断定していませんねえ、しかも12年も前の本だし」

猿畑「私が知る限り、この一冊こっきりでした。池上氏は鯨害獣論…、鯨食害論というべきか、この説を然程重視してはいない気が…、私の推測ですがね」

脱下「でも貴方はその推測で事件を色々解決しているじゃないですか」

猿畑「そんな、右狂さん…、誉めても何も出ませんよ」

脱下「事実を言ったまでです」

名無し「私もここの二人の刑事も実在しないので、事実も糞もありませんがね」

暇泉「あのー、猿畑さん南極にも鰭に模様があるミンククジラがいますよ」

猿畑「ん…暇泉くん居たの?、そんな事は知ってます。それはドワーフミンククジラという亜種で、現在捕らない事になっています。北半球の種類に近縁でクロミンククジラと住み分けているらしいですよ」

暇泉「でも、あんなに白い模様の件を強く言ってるじゃないですか?」

猿畑「現在捕っていない種類上に、全体からすれば少数だから無視しても大丈夫です」

脱下「では、南氷洋には二種のミンククジラが生息しているんですか、実に面白いですねえ」

猿畑「ちなみに、ドワーフが亜種だと突き止めたのも手ビレの白い模様の役割も鯨類研究所の知見です」

脱下「ああ…、日本の調査捕鯨も本当に科学に貢献しているんですね」

猿畑「ですが、科学の確実性を高めるには複数の組織の情報ソースと比較するのが一番です。日本だけの研究では確実性が低く、信頼性も低いと見なされているようなのですが、更に上部組織の水産庁が広報で嘘をついていたら、その信頼性はがたおちです」

脱下「まったくですね」

「最新ニュース解説 教えて!池上さん」池上彰 毎日新聞社 2011年
「そうだったのか!池上彰の学べるニュース」2010年7月21日放送分
「武器なき“環境”戦争」池上彰、手嶋龍一 角川グループパブリッシング 2010年 
「最新ニュースが一気にわかる本」池上彰 講談社 2000年
*第六章 クジラを食べたことがありますか?-日米捕鯨摩擦
「アメリカ人の政治」吉原欽一 PHP研究所 2008年
「ニッポン人はホントに「世界の嫌われ者」なのか?」柳沢有起夫 新潮社 2009年
「捕鯨に生きた」大洋漁業南氷洋捕鯨船団の記録を残す会 成山堂書店 1997年
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  1. 2012/11/29(木) 18:31:34|
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