楽しい番外地

アメーバに本体がある「腐ってやがるプログ」から一部コンテンツを晒す為に作られたブログです。 隔離と言っちまえば隔離かな・・・。ランド丸チーズ第二支部です。 尚コメントなどの返信は相当遅いでしょう。管理が適当だから(ヲイ)。

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

ほげいもんだいはグレーゾーン 第4回 日本一の無責任男はOKで世界一はNGの理由-2

猿畑「次は「白人はイルカを食べてもOKで日本人はNGの本当の理由」で吉岡氏による、映画「ザ・コーヴ」の公開を支持する人々に対する苦言…ですよね」

236-237頁
「表現の自由を応援する文化人たちも、応援するだけでなく、その表現を検証する必要がある。ただ、表現の自由を唱えるのは簡単だ、問題はそれに対する責任だ。」

猿畑「綿井健陽氏は太地町他の要請で、公開がままならない状態になっていた『ザ・コーヴ』に関して、もしも太地町でこの映画が公開されることがあれば、その時にリック・オバリーや監督等は、地元住民のあらゆる批判や意見に耳を傾けて、説明や反論を充分に行ってようやく製作スタッフは「太地町民の『表現の自由』の機会を尊重・保証したことになると指摘しています。綿井氏も表現の自由の元に『ザ・コーヴ』の公開を求めた一人ですよ」

脱下「責任も検証も充分に成されていますよね、吉岡氏の方が余程無責任でしょう」

猿畑「一応、吉岡氏も創出版のイベントには行ってたらしいんですが、頑なな人みたいですからねえ」

脱下「困った人ですねえ、大体吉岡氏はザ・コーヴの公開で漁民が自殺したらという仮定をしていましたが、もし公開を阻止された事で劇場主が首をつったらどうするんでしょう、かなり小さな劇場が多いんですけどね」

猿畑「今の日本ではシネコンが幅を利かせて、小さな劇場には死活問題なんですけどね」

脱下「そろそろ、本当の事を言って頂けませんか。この本について大体語ってしまった気がしますが、それは本当の目的ではないでしょう」

猿畑「ふふふ、実はこの本の白眉は、鯨食害論の生みの親である日本鯨類研究所の大隅清治氏の膨大なコメントなんですよ、このコメントにほぼ一章費やしています」

脱下「ああ、プロバガンダの本尊をソースにしちゃったんですね、今までの他の人たちの失敗のパターンを踏襲しているじゃないですか、では吉岡氏は…」

猿畑「大隅氏のついでだったんです」

脱下「あなた、鬼ですか?」

猿畑「では、「第四章 科学が覆す白人の常識」で語られる捕鯨の常識を覆しましょうね」

脱下「たとえ、嘘でも政治的に不利になるのであれば、覆さなくていいんだと言う人も居るんじゃないですか?」

猿畑「簡単に暴かれる嘘なんか、相手に通じません。鯨食害論なんて最初から通じていなかったんですよ、だから暴いてさっさと放棄させてしまいたかったんです、見え透いた嘘なんて恥の上塗りにしかならないんですからね」

脱下「まあ、その場での損は長期的に見て損かどうかという事ですか?」

猿畑「アンクだって、損だったとか言ってたけど、最後には映司と組んだのは特だったと認めたじゃないですか」

脱下「巨視的な見方も必要なんですよね」

猿畑「まあ、そういうことです」

脱下「第四章で大隅氏の前に国立水俣病健康センターに水銀の件で問い合わせていますね」

猿畑「基礎化学研究部生化学室長の安武章氏は159頁で『ザ・コーヴ』の指摘は早すぎる、答えが出るまで待って欲しい、と語ってはいます。科学者としては当然の姿勢ですね」

脱下「大体、科学って1か2だけの答えがある訳じゃないですからね」

猿畑「安武氏は無機水銀が有害であるという説もあるけれど、結論は出ていませんとしているのですが、この章のタイトルが「無機水銀で人は病気にならない」ですよ」

脱下「タイトルで断言してるじゃないですか。「結果は出てない」と言ってるのですから、それを尊重しなければいけないでしょう」

猿畑「そして、163頁の大隅氏登場の章のタイトルは「日本たたきが目的だ」です」

脱下「こちらは物凄く尊重してますね、不公平ですよ」

164頁大隅清治氏コメント
「本当に絶滅しかかっているイルカに対してはまったく行動を起こしていない。たとえば、中国の揚子江カワイルカ、流域の社会開発による環境汚染などで実質的には絶滅しているようですけど、それに対してはこれまで保護運動をやっていない。もう一つ。メキシコにパキータという小さなイルカがいるんですが、これに対しても保護活動はやっていません。日本たたきが目的なんじゃないですか」

猿畑「目的なんじゃないんですか?って、清々しいほど簡潔ですね」

脱下「ただ、この事例が事実であったとしても、日本たたきへ直結はしないのではないですか」

猿畑「たしかにそうですね。ちなみにパキータって、どのイルカなのかと思ったら、コガシラネズミイルカという種類でした」

脱下「猿畑さんが知っている、という事は実在する種類なのですね」

猿畑「というか、謎の種類ですよ」

脱下「えっ」

猿畑「新種で…といっても、ここ30年ぐらいの新種を新とは呼びづらいとは思いますが、私の子供の頃の本には詳細が不明であるような記述がありましたね」

脱下「貴方は子供の頃からそんな本ばかりを読んでいたんですか」

猿畑「雀は百歳まで踊りを忘れないんですよ、そう二つの種類の共通点は限られた生息域にしかいない種であるという事です。何処かの海域で死滅しても、他で生息しているから絶滅の危機にあるとは言い張れない種類です」
脱下「でも、片方はまぼろしの種類なんでしょう?」

猿畑「そうですね、みた人も殆どいません、手元の「クジラ・イルカハンドブック」(平凡社)でも生態は殆ど解らないと、記述に仮定が多いんですね、保護以前に、調査をしないといけない段階ですよ。そして揚子江カワイルカは中国の内陸にしかいない種類です。中国の内陸のイルカの生息域で何かをやるといっても…」

脱下「中国といえば、高速鉄道の事故が起きても埋めてしまうような行政がまかり通っている国だから、イルカの保護をしたいと言っても応じてくれるのでしょうか?」

猿畑「無理でしょうねえ、情報公開も今一つで精度も低いから、中国で発掘された古生物の資料の検証が出来ないとか、標本の偽造も多いらしくて。ちなみに、先程のハンドブックでも最近まで欧米の研究者が生息域へ近寄れなかったと記述されています。とりあえず、日本が保護の協力をしていたんですが、絶滅してしまいましたね」

脱下「日本が協力してて、絶滅したんですか」

猿畑「そういうこともありますよ。大隅氏の指摘はもっともなようで、実はかなりの無茶ぶりを吹っかけているわけですね」

脱下「また、この二種類は日本の捕鯨行政と何の関係もない種類でもありますね」

猿畑「ちなみに、コガシラネズミイルカ…つまりバキータに関してはグリーンピースの人がブログで言及していましたよ、IWCでほんの少ししかバキータイルカについて取り上げなかったのが遺憾だと、IWCは国際捕鯨委員会ではなく、国際鯨類委員会になるべきだと」

脱下「バキータの保護に本腰を入れたら、IWCでは捕鯨を語れなくなるから、困るのは日本ではないですか?」

猿畑「そうなりますよねえ」

参考
「白人はイルカを食べてもOKで日本人はNGの本当の理由」吉岡逸夫 講談社 2011年
「創」2010年8月号 創出版
*「和歌山県太地町の人たちは映画をどう考えているのか?」綿井健陽
「クジラ・イルカハンドブック」S・レザーウッド、R・リーヴス(訳、吉岡基、光明義文、天羽綾郁)平凡社 1996年
「グリーンピースのオーシャンブログ 海洋環境保護の最前線より」2007JUNE「絶滅が最も恐れられているバキータイルカに15分…」佐藤潤一
スポンサーサイト
  1. 2012/12/11(火) 18:40:34|
  2. 捕鯨問題
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<ほげいもんだいはグレーゾーン 第4回 日本一の無責任男はOKで世界一はNGの理由-3 | ホーム | ほげいもんだいはグレーゾーン 第4回 日本一の無責任男はOKで世界一はNGの理由-1>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバック URL
http://inyuneko666.blog.fc2.com/tb.php/21-1a9f8cbf
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。