楽しい番外地

アメーバに本体がある「腐ってやがるプログ」から一部コンテンツを晒す為に作られたブログです。 隔離と言っちまえば隔離かな・・・。ランド丸チーズ第二支部です。 尚コメントなどの返信は相当遅いでしょう。管理が適当だから(ヲイ)。

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珍さんがいく 「差別化はあっても区別化はない」1

珍さん「今日は珍しくお客さんが来ています」

暇泉「暇泉仁太郎(ひまいずみじんたろう)です、刑事やってます」

珍さん「で…、うちに来たのは?」

暇泉「上司が言うんですよ、日本人は本当に世界的に差別されているのか確かめてこいって、でもね反捕鯨団体に赤い水を日本代表がぶっ掛けられたとか言う話を聞くと、やっぱり日本は世界の嫌われ者なんじゃないかって思えてきて…」

神留羅「で、他力本願あるね」

金八「そこまでズバリ言わなくても…」

珍さん「別にいいじゃねえか、日本人は欧米人に嫌われています、でお終いで」

金八「ちょっと待ってください、それじゃ何の解決にもなりませんよ」

暇泉「もう頼る所がないんです、お願いします」

神留羅「心配するなハゲ、私達が何とかするある」

金八「そうですよ、髪が薄いぐらいで」

珍さん「そうそう、ハゲだって、人生の落伍者って事はないんだからな、つるっパゲでも人間は生きて行けるんだからな」

暇泉「一寸待ってください、黙って聞いていれば、僕の事をハゲハゲって…あんまりだ…」

神留羅「気に障ったなら、悪かったある。見た目で一番の特徴だったから」

金八「そうですよ、他意なんか有りませんよ」

珍さん「そうだぞハゲちゃびん、好意を込めて、俺達はハゲと呼んでいるんだからな、ハゲ」

暇泉「ああ、そうだったんですか…、珍さんだけは悪意があったような…」

金八「まあ、まあ…、しかし差別発言って、明確に悪意があるとは限らないんじゃないですか?」

珍さん「どういうことだ?」

神留羅「あたしも最初は外人(ガイジン)呼ばわりされて、地味に頭に来ていたけれど、悪気がないらしいから気にしなくなったあるよ」

暇泉「そうなんですか…って、神留羅さんって何処の人ですか?」

神留羅「人には知らなくてもいい事があるあるよ」

暇泉「はあ…」

珍さん「そういえば、ヤのつく自由業の人の話だけどな、一時期「ヤっちゃん」と言う呼び名が流行ってな、子供が言ったなら許すけど、そうでなければ許さないと言ってたんだけどな、子供は何故許されるのかといえばだ…、早い話子供は自分たちの事をあまり良く知らないから許せるということだよな、で…オレ達がそもそも外国の連中の事をどの程度知ってるのかって事だ」

暇泉「えっ…そう言えば、今一つ自信がないなあ」

金八「というか、殆ど知らないに等しいですよ」

珍さん「つまり、俺達の外国人に対して持っている知識ってのは、子供並みかそれ以下だと言ってもいい訳だな」

金八「逆に外国の人たちの日本人に対する認識も…」

暇泉「どういう事ですか?」

金八「つまり、彼らは日本人の事は殆ど知らないから、変な事を言う事もあると」

暇泉「ああ、なるほど、そうか」

神留羅「まあ、悪口は当人に聞かれない様に言うものあるよ」

珍さん「だな」

金八「いや、せっかく悪意があるとは限らない方向へ話を引っ張ったのに、悪意有りきに戻ってるし!」

神留羅「むしろ、どうでもいい相手だから、適当に変な所を変だと言っても自分の心も痛まないあるよ、なあハゲ」

暇泉「えっ、でも…、お嬢さんは僕の事を一応知ってますよね」

珍さん 「だから、神留羅のハゲは親しみを込めた結果だからな、分かったかピカピカハゲ」

暇泉「ああ…もういいです」

金八「すいません、珍さんは口が悪いんです、口が悪い事の天才です、僕なんかメガネとかオタクとかいわれて」

暇泉「ああ…そうなんですか」

神留羅「逆に、世界中には珍さんみたいに、口が悪い奴なんかワンサカいるから、そういう奴等の証言ばかりを集めていたら、この人たちは日本人を差別しているようにみえるかもしれないあるね」

珍さん「えっ、俺がワールドスタンダードだって?、照れるなあ」

神留羅「誰も誉めていないある」

金八 「まあ、オーストラリアの珍さんはきっと、日本人を見たら指を立てたりするけれど別に他の人たちにも普通に指立ててしまうんでしょうね」

珍さん 「なんだと?、しかし考えてみたら人種毎に丁寧な言葉で接したり、悪口で接してたら、却って不気味だし、俺もやりづらいよ。だってどっちも俺にとっては「あかの他人」だもん、ああ相手が日本人でも一緒だけどな」

暇泉「ああ、おぼろげに状況が掴めてきました」

神留羅 ヒソヒソ「(こいつ、あまり刑事に向いてないある)」

金八 ヒソヒソ「(シーッ、聞こえちゃうよ)」

暇泉「何か?」

金八「いや、別に…そういえば、1986年に当時の中曽根康弘首相が「アメリカには黒人とかプエルトリコとかメキシカンとか、そういうのが相当おって、平均的にみたら非常にまだ低い」と言って問題になった事があります。ちなみに、「低い」のは「インテリジェントが低い」という話ですが、ほかに「アメリカには今でも黒人では字を知らないのがずいぶんいる」などとコメントしたおかげで非難が殺到した挙句、日本人の車を壊されたり、挙句黒人客の入店を断った中国人の店主が日本人と間違えられて「ナカソネの仲間だろう」と殺害された事件なども起きていたそうです」(「戦後政治家暴言録」144-147頁)

暇泉「ひえええ!」

珍さん「しかし、首相の発言が日本人全体のイメージを落としたのか、大体日米経済摩擦が真っ最中の時期じゃねえか、これを根に持って日本人を非難していた奴も居たんじゃねえのか」

金八「更に中曽根元首相の弁解が「複合民族だから手が届かない所がある」って…」

珍さん「それ、弁解じゃなくて更に喧嘩を売ってるだけじゃねえか!」

暇泉「ああ、でも元首相がそうコメントしたからと言って、僕たち日本人がそう思っている訳じゃないから…」

珍さん「確かに一番偉い人の発言が、俺達の総意だと思われるのは胸糞悪いけど、その逆も有り得る訳だな」

神留羅「それを考えると珍さんがこんな所でくすぶっているだけの人で良かったある」

金八「そうですね、珍さんの発言なんて世界へ晒せませんよ」

珍さん「それどういう意味!俺は日本の恥部かよ!」

暇泉「ああ、でも相手の立場に立つと必ずしも、日本人は嫌われていたり非難の対象になっているとは言えないんじゃないかと思えるようになってきました」

神留羅 ヒソヒソ「(こいつ、十を聞いて一を知るタイプあるな)」

暇泉「何か?」

神留羅「なんでもないあるよ」

参考
「戦後政治家暴言録」保坂正康 中央公論新社 2005年
「鯨捕りよ、語れ!」C.Wニコル アートディズ
「ニッポン人はホントに「世界の嫌われ者」なのか?」柳沢有起夫 新潮社 2009年
「イルカと泳ぎ、イルカを食べる」川端裕人 筑摩書房 2010年(原著 1997年)
* 5「ケイトの青春」
「kotoba 2010年秋号」集英社 「なぜ日本はクジラを捕り続けるのか?」森達也
「サルが食いかけでエサを捨てる理由」野村潤一郎 筑摩書房 2006年
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  1. 2012/10/26(金) 19:17:12|
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