楽しい番外地

アメーバに本体がある「腐ってやがるプログ」から一部コンテンツを晒す為に作られたブログです。 隔離と言っちまえば隔離かな・・・。ランド丸チーズ第二支部です。 尚コメントなどの返信は相当遅いでしょう。管理が適当だから(ヲイ)。

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ほげいもんだいはグレーゾーン 第1回 「明日のトンデモは君だ」-1

猿畑「猿畑金三郎です」

脱下「脱下右狂でございます」

猿畑「ところで、右狂さん」

脱下「なんですか?」

猿畑「ペットと聞いて何を想像しますか?」

脱下「愛玩動物ですね」

猿畑「良かったぁ、下ネタに走らなくて」

脱下「いや…、何を言ってるんですか?」

猿畑「ああ、気にしないでください。ところで右狂さん、「ペット」と言う言葉が世間で曖昧に使われている気がするんですよ」

脱下「たとえば?」

猿畑「ウルトラマンのピグモンという小さな怪獣を知ってますか」

脱下「ああ…知ってます。人間を庇って死んだところが可哀相で泣きました」

猿畑「ところで、ピグモンって誰かに飼われていましたか?」

脱下「いえ、あれは野生動物というか怪獣ですよね」

猿畑「ところが別名に「ペット怪獣」っていうのがあるらしいんですよ」

脱下「イデ隊員が飼育したりしたんでしょうかね、そうでないと有り得ない呼び名です」

猿畑「でも、違和感なく世間で通っています」

脱下「つまり、愛玩動物っぽいから、そう呼ばれているんですね。でもそれは不正確です」

猿畑「不正確ですが、世間の雰囲気では、それでいい事になっています」

脱下「要するに世間における動物の見方は不正確というか、曖昧だといいたいんですか?」

猿畑「そういうこと」

脱下「そして、ここまでが枕言葉ですね。容疑者に対してもこう、一寸長い話題で繋いでいるんですか?」

猿畑「そのとおりです、では続けます。今回のダメ出しはと学会で有名な唐沢俊一氏です」

脱下「と学会の他に、トリビアの泉の協力でクレジットされていたり、テレビでもよく見かけますね」

猿畑「あの人、洋館に住む怪人の役でも出てますよね、怪童子を操って…」

脱下「ああ…、まあ似てますけど、あれ別人ですよ」

猿畑「そうですか、まあいいです。初回である今回は「唐沢俊一の雑学授業」(2005年二見書房)に駄目出しします」

脱下「ほほお、この本は唐沢さんと女性の人が対話する形ですすんでいますね、ここみたいに男二人が対話してい
るのとは訳が違いますね」

猿畑「でも、原稿は唐沢さんひとりで書いていても解らないですよね、ただ女性が居れば華があるぐらいのもので」

脱下「確かに、私達二人では華はありませんね」

猿畑「部下の暇泉くんを呼んだらますます、華がなくなりますね」

脱下「いるんですか?」

猿畑「すぐ後ろで、待機してますよ」

脱下「本当だ、影が動いている」

暇泉「猿畑さ~ん…」

猿畑「彼はほっといて、続けましょう」

脱下「49頁からの「IWCにはモンゴルやスイスなど海のない国も参加している」が問題なんですか」

猿畑「そうです。でもタイトルの内容は正しいんです。問題はオマケに添付された情報です」

脱下「でも、これは一般的に知られている事じゃないですか」

猿畑「そう、常識を疑いましょう、そうしないと真犯人はわかりませんよ」

脱下「確かにおっしゃる通りです」

猿畑「まず、欧米の捕鯨で肉は全部捨てていた点に関して「無駄もいいところ」と唐沢氏は憤ってます」

脱下「それもよく知られた話ですね。ただあちらの文化ならそもそも、文句を言うのもどうかと思いますが」

猿畑「ところが、欧米、特にアメリカが主に捕っていた鯨は、実は食べられないものだったのです」

脱下「本当ですか?」

猿畑「厳密に言えば、全く食べられない訳ではないのですが、日本でも当初は肥料にして、残りを捨てていた種類ですから」

脱下「じれったいですねえ、それは何クジラですか」

猿畑「マッコウクジラです」

脱下「ああ、あの「白鯨」の種類ですね」

猿畑「そうです、マッコウの油は機械油としては非常に優れている、なぜなら脂肪分がワックス…蝋だからです。しかし、蝋は人間には消化できないのです!」

脱下「つまり、マッコウクジラの肉を食べるとお腹を壊すのですか」

猿畑「そのとおりです」

脱下「しかし何故、そんな油分なんですか?」

猿畑「ハクジラのマッコウクジラは深海へ潜る為に、特に脳油と言う頭の油の比重で浮沈するのと、あと氷結しないようになってたりします。比較的浅瀬で生活するヒゲクジラの仲間には絶対にない特徴です」

脱下「しかし、その為に乱獲された」

猿畑「その通り」

脱下「この本の相方のおぐりゆかさんが捨てるなら尾の身が欲しいといってますね」

猿畑「望み通り食べさせてあげたいですね、「食え!食ってお腹を壊して死んじまえ!」って」

脱下「それ、にせスカイライダーの台詞じゃないですか」

猿畑「御名答、良くご存知で」

脱下「でも、下痢で死にはしないのでは」

猿畑「ネタにマジレスされるとは思いませんでしたが、捕鯨船の船乗りにとって下痢は死活問題だった気もするので、あながち死なないともいえません…。でも肉の代わりに脳みそを食べていた記録は有りますよ、後、日本の捕鯨船では睾丸のボイルが好まれたとか」

脱下「マッコウクジラといえば、おでんのコロはその脂肪ですね、変なところばかり食べられて不憫です、ところで欧米の捕鯨で他の鯨は捕ってなかったんですか?」

猿畑「アメリカ式捕鯨船ではシロナガスクジラやナガスクジラの遊泳速度に追いつけなくて、セミクジラ…ホッキョククジラも含みますが、セミとザトウぐらいです、ヒゲクジラはクジラヒゲと脂肪がマーガリンになりました」

脱下「一応食べるんですね。そういえば欧米の捕鯨で日本近海の鯨が減ったから古式捕鯨が滅びたという説も聞きましたよ」

猿畑「欧米は油目当てだから、ほぼマッコウクジラしか捕らない反面、日本の網取り式捕鯨では欧米が捕れないシロナガスなども獲物に出来たので、その見解には疑問が残ります、ただ、アメリカはオホーツク海でセミクジラを捕っていたそうなので、日本近海へ回遊してくる個体群が影響を受けた可能性はありますね」

脱下「確かにセミクジラは日本の捕鯨でも主な獲物でしたね、でもそのセミとマッコウ以外の鯨が減少したのであれば、それを欧米のせいにする事は出来ませんね」

猿畑「そうです、結局、鯨を区別しないでいるから、そういった点も見逃してしまうのだと思いますよ」

参考
「唐沢先生の雑学授業」唐沢俊一、おぐりゆか 二見書房 2005年
「クジラの世界」イヴ・コア (高橋啓、宮崎信之 訳、原著1986年) 創元社 1991年
「世界の帆船物語 -華麗なる海の女王たち」中村庸夫 新潮社 1987年




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  1. 2012/11/12(月) 17:46:14|
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