楽しい番外地

アメーバに本体がある「腐ってやがるプログ」から一部コンテンツを晒す為に作られたブログです。 隔離と言っちまえば隔離かな・・・。ランド丸チーズ第二支部です。 尚コメントなどの返信は相当遅いでしょう。管理が適当だから(ヲイ)。

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珍さんがいく 「ネットの世論は疑って損はない」

神留羅「選挙が近いから五月蝿いあるな」

珍さん「なんだかなあ、政党も多いからなあ」

金八「PC見てくださいよ、この政党こんなに支持されてますよ」

神留羅「テレビと違うある」

珍さん「あー…ネットのアンケートじゃねえか…、こんなもん信じられるか」

金八「聞き捨てならないですね、ネットのアンケートの何が悪いんですか。マスコミのアンケートの方が余程信じられませんよ」

珍さん「あー、取りあえずマスコミのアンケートも鵜呑みにはしていません。でもなネットがそれと比して信じられるとも思えないんだよな、大体多重アカウントが簡単にできるんだから、組織票の誘導が一番やりやすいしな」

神留羅「そういえば、ネカマなんて言葉もその根っこが当てにならないから普及してるあるな」

金八「そう言われると、そんな気が…」

珍さん「大体、100万人だなんだって、分母なんてでかきゃいいってもんじゃないんだぞ」

金八「でも、対象が多ければ精度は上がりますよ」

珍さん「そりゃ、上がるさ。ただなあ、物事には程度があってな、ある程度まで集まると、その後は対象を沢山集めても上がる精度なんてたかが知れてくるんだよ」

神留羅「まあ、そもそも偽者以前に、国民のすべてがネット環境もってないある」

珍さん「下の飲み屋の婆あなんて、パソコンの使い方も知らないしな」

金八「下は珠さんが使いこなしているから、別にあの人が使わなくても困りません」

珍さん「だが、結局経理以外に使ってないからな」

神留羅「そういえば、うちはヌコヌコ動画みれないある」

金八「ここは、電話回線がアナログのままだから…」

珍さん「だって、直すのめんどくさいんだもん。回線速度が上がったって、えられる恩恵はたかが知れてるだろうが。そういう層が抜け落ちているのに、テレビは死んだなんてアピールする方が余程悪質な偏向報道だって話。というかネットメディアだってマスコミなんだぜ。質なんか悪くなりこそすれ、良くなんかなりゃしない」

神留羅「そうなると、何も信じられないある」

珍さん「そもそも、どの政党がどのくらい支持されているなんて、どうでもいいけどなあ」

金八「そんな無責任な」

珍さん「一番無難なのは、複数のソースをあわせることだな」

神留羅「とんかつ、ウスター…おたふくソースもあるあるな」

金八「そのソース違う」

珍さん「科学でもな、ある機関の新発見は他の複数の機関が追試をやってようやく確かめるだろ」

神留羅「ああ、一国で調査捕鯨をしても比較し得る別のソースがないから、信頼性は低いような感じあるか」

珍さん「まあな、それぞれ関わりがない出所の複数の情報が近い傾向を示した結果であれば、それなりの信頼性があるから無視は出来ないと思うんだよな」

金八「なるほど、それはいいですねえ。では試してみましょう」

珍さんについて聞いてみました
唐津「…ああ…、珍時?アイツは昔からいい加減な奴だった」
ヘリザベス「?」
長是川「…あいつほどいい加減な奴はいないな」
肘方「あいつはいい加減が服着て歩いているだろ」
急べえ「ぼくには良く分からないよ」

金八「という訳で、珍さんはやっぱりいい加減な人だったという」

神留羅「素晴らしい研究ある、世界に誇れるある」

珍さん「一寸待て!、なんでそうなるんだよ!」
  1. 2012/12/07(金) 18:45:23|
  2. マメ知識
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おさらい珍さんその3

珍さん「珍さんが行くの酒田珍時他二名です」

神留羅「紹介が雑すぎるある!」

珍さん「だってほもゾーンのオマケコーナーだしな、こんなもん適当にやってりゃいいんだよ」

金八「えーと、三度目ですが、僕たちがほもはグレーゾーンで語られたことを、池上彰さんの解説を引用して再度解説する訳ですね」

珍さん「毎回見てれば、そんな説明もいらねえだろ」

「最新ニュースが一気にわかる本」池上彰 講談社 2000年
*第六章 クジラを食べたことがありますか?-日米捕鯨摩擦
161頁
「商業捕鯨が禁止されて以来、クジラの数は回復してきていると言われています。このため、増えすぎたクジラが大量の魚を食べ、魚の資源が減り始めているというのが日本側の見方です。」

珍さん「これはほもゾーン2で説明して、否定しただろ」

金八「3で使うんで、こっちに来たんですよ」

珍さん「ヨッジスの間接効果がどうとか、逆行列がどうとか解らねえよ」

金八「実際問題として、クロミンククジラが増えたのは他の大型の鯨が減って、その餌が余った結果なんですよ」

神留羅「何が酷いって、現在進行形のように増えているとか抜かしていたくせに、40年近く増加が停止してたある、詐欺ある。増えた増えた詐欺ある」

金八「ちなみに、この時にオキアミを餌にするアザラシやペンギンも増えたそうです」

珍さん「じゃあ、大型の鯨を増やす為に補ペンギンや補アザラシもしないといけないな、でないとミンクを捕ってもペンギンやアザラシが増えるだけだもんな」

金八「結局、クロミンクもペンギンも減り始めたらしいですよ」

神留羅「捕らなきゃいけない、とか言ってたけど減り始めたら取り分を失ってがっかりしてるんじゃないあるか」

金八「年間2000頭ミンク鯨を捕っても大丈夫だというのは、増えた状態からの逆算だから減り始めたら、これも減るでしょうね」

珍さん「しかし、仮に回復してある程度資源がある鯨類は、例えばクロミンク自体は充分資源があるから、譲歩しても良さそうなもんだけどな」

金八「当時は予防原則で保護したらしいですよ」

神留羅「つまりは捕鯨の影響が大きすぎたから、充分生息してても、その危機まで加算されたあるな」

金八「あと、調査捕鯨で1000頭近く獲りつづけているから、却って保護を解除したくないんじゃないかと…」

珍さん「まあ、保護しているのに裏技で上限のほぼ半分捕るなんて、保護の実効性の意味が問われちまうしな」

神留羅「水産庁は変に欲張りすぎて、却って立場を悪くしてる気がするある」
  1. 2012/11/29(木) 18:32:24|
  2. 捕鯨問題
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ほげいもんだいはグレーゾーン 第三回 そうじゃなかったんだ!学べぬニュース-3

猿畑「話を進めます。アメリカにおいてはNPOやNGOと言った寄付金を資金にした市民団体が多く存在する訳ですが、これらNPOは様々な社会制度を動かし、小さな政府の実現に一役かっています。たとえばハーバード大学は世界最古のNPOです、後はナショナルジオグラフィックの全米地理学協会、メトロポリタン美術館など全部NPOなんですよ、展示する美術品の購入に寄付金が使われているので、美術品の下に書かれている人名は寄付を行った方々の名前なのだそうです」

名無し「社会制度は国の税金の方が安定してるんじゃないですか?」

脱下「確かにそうでしょう、しかしながら国の財政を圧迫しないで済む訳で、また逆に市民の利益の為に国の意向に沿わない事になっても団体の存続が望めると言う利点が望めるのではないですか」

名無し「そんな団体は必要ありません」

猿畑「そんな事はありません、最初の方で語った飯館村の事例でもわかるように、国の組織以外にもちゃんとしたNPO組織があれば、知識の多元化が可能になります。むしろ今こそ必要なのではないでしょうか」

脱下「まあ、我が国の政府がそういった団体に辛いのも事実なんですけどね」

猿畑「実は…、池上さんは環境問題の対策のために、こういった団体が必要なのではないかと語っているのです」

脱下「えっ、そうなんですか?」

猿畑「「武器なき環境戦争」の205から207頁において、ただそのままNPO団体を作ろうという話にはなっていないのと、関連する品物の価格にポイントを上乗せして…これはNPO団体への寄付のシステムを参考にした旨を池上さんが自ら語っています。ちなみに池上さんはクレジットカードで買い物をする度にユニセフに寄付できているそうです」

脱下「そのまま寄付というのは、寄付文化に馴染まない日本人に向かないと考えたのか、敢えて日本人向けの方法を提示する点には池上氏の見識の確かさを感じますね」

名無し「買い物をするだけで、良い事をしたという、偽善的な喜びを利用する訳ですか」

猿畑「やらない偽善よりやる偽善ですよ、お金がなければ何も出来ません」

脱下「しかし、優秀なスタッフや器材が必要になれば、それだけ寄付金が必要になるんですね」

猿畑「そういう事です、ただ資金調達の為にパフォーマンスが激化する団体も出てきてしまう、という問題がある訳です」

脱下「ですが、仮にもシーシェパードの活動が成り立つのは、調査捕鯨の妨害に公益性を認める人々が存在すると言う事になりますね」

猿畑「実際、日本の調査捕鯨は調査に名を借りた商業捕鯨であり、国際社会はそういう姿勢をウソでアンフェアであると解されるという話もありますね」

脱下「そういう事実こそ伝えなければいけないのではないですか」

猿畑「そうですね、でないと本当に訳が分からなくなりますよね」

脱下「しかし、そうなるとシーシェパードの妨害は調査捕鯨の悪評に乗じた宣伝そのものですね」

猿畑「ああ、そうですね、存在をアピールして寄付金を集める訳ですから」

脱下「そういえば、私は環境保護団体は様々な団体から大金を受け取っているから、妨害活動を行っているという話を聞いた事があるんですが、大金を受け取っていたらそもそも、妨害活動もパフォーマンスも必要ないですよね」

猿畑「そうですね、妨害しているうちは、活動資金が必要な状況とみるべきでしょうね」

脱下「日本の調査捕鯨を妨害してから寄付金が増えたというのであれば、尚の事ですね。大金を貰える状況で、かなり苦労して南極海で妨害する利点は皆無です」

猿畑「不敬な海の海賊も迷惑な団体ですが、正体不明の団体という程のものではありません。逆にそれを理解不能なものとして棚上げしてしまっては、有効な対策も立てられないのではないですか」

名無し「何をいうんですか、大体聞いていれば池上さんにいちゃもんばかりつけて、あの人はテレビで鯨増えて魚を減らすとも言っているんですよ」

猿畑「そんな…いちゃもんではありませんよ、強いて言えばアドバイスですよ」

脱下「そうですね、確かに「こうしたらもっと良いのに」というのはアドバイスですね」

猿畑「ちなみに私は昔、他人にアドバイスしたら、その人の友人に「命令しないでよね!」とかいわれた事があります」

脱下「猿畑さんはプライベートな人間関係はかなりグダグダなんじゃないですか?」

猿畑「細かい事は気にしないでください」

脱下「鯨害獣論は以前話題にしましたが、科学的に穴だらけという結果になりましたよね」

猿畑「そんな説をテレビ「そうだったのか!池上彰の学べるニュース」で池上さんが紹介していたんですよね。もっとも私には「ミンククジラは世界中で百万頭」と言う所でフリップに描かれたミンククジラの画が違っていたのが突っ込みどころでしたけどね」

名無し「間違っていません、ミンククジラの鰭の白い模様まで描かれていたのに」

猿畑「そうですか?」

名無し「何がおかしいんですか、そんな詳細な部分まで再現していたのに」

猿畑「残念でした。実は北半球のミンククジラにはその模様があるんですが、南半球のミンククジラにはそれがありません、なぜなら餌が違うからです」

脱下「それは、餌が違うだけではないのでは?」

猿畑「はい、まず種類が違います。南半球…いや南極のミンククジラはクロミンククジラという別の鯨です。北半球のミンククジラ…こちらはナミミンククジラとも言いますがね手鰭の白い模様は魚を幻惑して集めるための模様だという説が有力です、ペンギンやザトウクジラにも白い模様があるじゃないですか、あれは魚を集める進化の結果です。ところが南極のクロミンククジラには殆どオキアミしか食べないから模様がないんですよ…フフフお分かりですか」

脱下「というより、別種なら、両方で百万頭というのも無意味な数字ですね」

猿畑「そうですね。鯨の場合生息範囲が広いので、仮に同一種がトータルで沢山生息していても、海域によっては滅びに瀕しているものもあるので、全部で何万頭という数字で絶滅の危機にないという説明たりえません。例えばコククジラはアメリカの沿岸では保護の成果で充分に増えましたが、日本やロシアなどのアジア方面では僅か100頭程度で風前の灯火です。でも、それらを合わせてトータルな数だけを引用すれば、全く危機がないというミスリードが出来る訳です」

脱下「つまり、生息域が広い海洋哺乳類の本当の意味での数は海域毎で見ないと分からないという訳ですね」

猿畑「基本的に、ある海域で滅びたからって、鯨が融通されてくる訳じゃないですからね。ちなみに…南半球のミンククジラが別種だと言う研究は日本の調査捕鯨…厳密に言えば1964年の試験操業で日本の鯨類研究所が明らかにしたことです」(ちなみに南氷洋でのクロミンククジラの捕鯨開始は1971年)

名無し「日本の捕鯨は科学に貢献しているんですね」

脱下「その科学を広報で無視していたら意味がないと思いますけどね」

猿畑「むしろ科学の信頼を貶めている気さえしますね。ただ、気になることがあるんですよ」

脱下「なんですか?」

猿畑「実は池上さんの著書を色々当たったんですが、鯨が増えすぎて魚を食い尽くすという話を記述している本を見つけられなくて…」

脱下「長く残る自分の書籍にその説は記述したくないのでしょうか」

猿畑「ところが、ようやく見つけたんですよ。2000年に講談社から出た「最新ニュースが一気にわかる本」です」

「最新ニュースが一気にわかる本」池上彰 講談社 2000年
*第六章 クジラを食べたことがありますか?-日米捕鯨摩擦

161頁
「商業捕鯨が禁止されて以来、クジラの数は回復してきていると言われています。このため、増えすぎたクジラが大量の魚を食べ、魚の資源が減り始めているというのが日本側の見方です。」

脱下「良く見ると断定していませんねえ、しかも12年も前の本だし」

猿畑「私が知る限り、この一冊こっきりでした。池上氏は鯨害獣論…、鯨食害論というべきか、この説を然程重視してはいない気が…、私の推測ですがね」

脱下「でも貴方はその推測で事件を色々解決しているじゃないですか」

猿畑「そんな、右狂さん…、誉めても何も出ませんよ」

脱下「事実を言ったまでです」

名無し「私もここの二人の刑事も実在しないので、事実も糞もありませんがね」

暇泉「あのー、猿畑さん南極にも鰭に模様があるミンククジラがいますよ」

猿畑「ん…暇泉くん居たの?、そんな事は知ってます。それはドワーフミンククジラという亜種で、現在捕らない事になっています。北半球の種類に近縁でクロミンククジラと住み分けているらしいですよ」

暇泉「でも、あんなに白い模様の件を強く言ってるじゃないですか?」

猿畑「現在捕っていない種類上に、全体からすれば少数だから無視しても大丈夫です」

脱下「では、南氷洋には二種のミンククジラが生息しているんですか、実に面白いですねえ」

猿畑「ちなみに、ドワーフが亜種だと突き止めたのも手ビレの白い模様の役割も鯨類研究所の知見です」

脱下「ああ…、日本の調査捕鯨も本当に科学に貢献しているんですね」

猿畑「ですが、科学の確実性を高めるには複数の組織の情報ソースと比較するのが一番です。日本だけの研究では確実性が低く、信頼性も低いと見なされているようなのですが、更に上部組織の水産庁が広報で嘘をついていたら、その信頼性はがたおちです」

脱下「まったくですね」

「最新ニュース解説 教えて!池上さん」池上彰 毎日新聞社 2011年
「そうだったのか!池上彰の学べるニュース」2010年7月21日放送分
「武器なき“環境”戦争」池上彰、手嶋龍一 角川グループパブリッシング 2010年 
「最新ニュースが一気にわかる本」池上彰 講談社 2000年
*第六章 クジラを食べたことがありますか?-日米捕鯨摩擦
「アメリカ人の政治」吉原欽一 PHP研究所 2008年
「ニッポン人はホントに「世界の嫌われ者」なのか?」柳沢有起夫 新潮社 2009年
「捕鯨に生きた」大洋漁業南氷洋捕鯨船団の記録を残す会 成山堂書店 1997年
  1. 2012/11/29(木) 18:31:34|
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ほげいもんだいはグレーゾーン 第三回 そうじゃなかったんだ!学べぬニュース-2

猿畑「池上氏が如何に素晴らしい方でも人間である以上間違いもあります。そう、ある観念に取り付かれるとアウトプットがおかしくなってしまうとか、或いは自らの仮説に固執するとか…、たとえば「池上彰の学べるニュース1」(海竜社 2010年)では141頁から「そうだったのか!マグロ」という項があるんですが、最初はクロマグロの減少と規制の話で、「日本人にはクロマグロが高く売れる」とまあ明らかにクロマグロの減少が日本人の消費による事実を記述しているのですが、150頁から「ほかのマグロは大大丈夫?」という話になってから、「あながち日本人のせいとも言えません」という話に持っていくんですよ」

脱下「マグロのトータルな消費でいえば、キハダなどのツナ缶の消費もありますからね」

猿畑「世界中で食べるから、マグロが減るという落ちになっているんですよ」

脱下「いや、クロマグロが減ったのは明らかに日本人が消費するから捕るという乱獲なのに、そんな結論になるんですか?」

名無し「日本人が捕った訳じゃないから悪くはないんです」

猿畑「なんか、釈然としませんね。明確にデータを出しておきながら、そっちへ結論を持っていくというのは、日本が悪いという結論をだしたくないんでしょうね」

脱下「困った話です」

猿畑「ちなみに「シーシェパードの正体」(扶桑社)において佐々木正明氏は、187頁でボスのポールワトソンは日本の森羅万象に魂が宿るという思想に尊敬の念さえ抱いており、人種差別的な思想はないと指摘されていますね、宮本武蔵を尊敬しているのでオペレーションムサシという作戦名をつけているとのことです」

脱下「まあ、キリスト教の羊飼いさんは何処へ行ったんでしょうねえ…、ただそれは日本に対して極端に偏った思い入れを持っているという事でもあるのでは?」

猿畑「犯罪というと、悪意を持つからと短絡的に考えてしまうんですが、現実には好意が元になっている場合もありますからねー」

脱下「ストーカーなどは、その最たるものですね」

名無し「スカート捲りとか」

猿畑「さしずめ、アディギル号はスカートの下を覗く鏡ですか?、しかし池上さんがシーシェパードの行動原理をそのように解するのは、基本的にアメリカ人に対してそういう傾向があるという指摘をしている訳ですよ、早い話アメリカはキリスト教の理想に基づいて建国されたので神に祝福されていると考えていて、自ら世界を指導して行くという神聖な使命を持っていると発想するようになった、その為にイラク戦争も世界に民主主義を広めるという善意の使命に基づくのだと説明してますね」(「そうだったのか!アメリカ」集英社 2009年 82頁)

名無し「それはあながち間違っていないのではないでしょうか」

脱下「確かに…、ポールワトソンに限らず、善意の押し付けの様に見える部分は多々有りますからね…、ただ名無しさんはそれを認めたら、欧米人の反捕鯨は悪意に基づくという説を翻した事になりますが」

猿畑「確かにそういう傾向があるような気はします。しかしながらそれは傾向であって、理由とは言えないのではないでしょうか…、例えばある事件がありました。犯人はなぜ犯罪を犯したのか?、怒りっぽい人だったからと述べたのであれば、その人の傾向を述べたに過ぎません、一因を示してはいても動機とは到底呼べません」

脱下「なるほど、その通りですね」

名無し「素晴らしい、あなた方は反捕鯨は飽く迄も善意であるというのですね」

猿畑「何が素晴らしいのかわかりませんが、善意の押し付けであっても迷惑は迷惑ですよ」

脱下「逆に感情論だと言い張るなら、善意の押し付け説の方が理に適ってるんじゃないんですか?、感情論であるといい切るのも微妙な情勢ですが」

猿畑「池上さんの文章に戻りましょうか」

126頁
「クジラやイルカなどの海の生き物を救おうという訴えは、これを支持する人や会社があり、シーシェパードが過激な活動をして、世界で大きく報道されると、世界から資金が集まります。
活動が報道されて活動資金が集まり、この資金で新しい船を買って捕鯨を妨害するというパターンが続いているのです。」

名無し「別にこれは間違ってはいませんよ、というか間違いないでしょう」

脱下「むしろ、鯨を保護したい人々の感情に訴えたビジネスライクな趣さえありますよ」

猿畑「そう、これは間違っていません」

名無し「正しいのに難癖をつけるんですか、あなた鬼ですか」

猿畑「えー正直言って、この解説最大の問題は環境保護団体がどのように活動しているのかという背景を説明しないまま、シーシェパードだけの話として語っている点にあると思うのです」

脱下「ほう」

猿畑「右狂さん、たとえば民間軍事会社といわれて、解りますか?」

脱下「うーん…漠然としか解りませんね」

猿畑「漠然と解った状態で、シーシェパードだけの説明が行われているのです…、がそれでは反捕鯨の在り方が全くみえません」

脱下「確かに、民間軍事会社が如何なる企業か知らない人に、その会社の活動内容だけ説明するようなものですね」

名無し「訳の分からない連中なのだから、それでいいんですよ」

猿畑「良い訳がありません、逆に普通のNGOや環境保護団体が誤解されてしまうじゃないですか」

脱下「良く見たら、この文章シーシェパードが一応NPOと呼ばれる団体であるということには全く触れていませんね」
猿畑「まずは、こういった団体が成り立つバックボーンから説明するべきでしょう」

名無し「民衆はそんな小難しい話を望むでしょうか?」

猿畑「別に難しくもなんとも有りません、欧米にはキリスト教由来の寄付文化が存在するのです」

脱下「ノブレス・オブリージュが根づいている国ですから、人々のためにお金が集まる訳ですか?」

猿畑「寄付金に対する、税金の控除もあります、むしろそちらの方が重要でしょう」

脱下「なるほど、あとシーシェパードはNGOでもあるんですよね」

猿畑「どちらも然程変わりません、非営利組織がNPO、様々な国の枠を超えて活動する団体がNGOぐらいに考えれば良いと思うんですが、多分それで正しい筈です」

名無し「何となく心もとないですね」

参考
「最新ニュース解説 教えて!池上さん」池上彰 毎日新聞社 2011年
「池上彰の学べるニュース1」池上彰+そうだったのか!池上彰の学べるニューススタッフ 海竜社 2010年
「そうだったのか!アメリカ」池上彰 集英社 2009年
「シーシェパードの正体」佐々木正明 扶桑社 2010年
「アメリカ人の政治」吉原欽一 PHP研究所 2008年
  1. 2012/11/29(木) 18:30:49|
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ほげいもんだいはグレーゾーン 第三回 そうじゃなかったんだ!学べぬニュース-1

猿畑「こんにちは猿畑金三郎です」

脱下「脱下右狂でございます」

名無し「貴方の…乾いてますね…」

猿畑「一人増えてますね」

脱下「貴方、誰ですか?、手からローションを滴らせて」

名無し「気にしないでください」

猿畑「そんな事をいわれても、このローションなんなんですか?」

名無し「乾いているかと思って…」

脱下「貴方は農水省の御用学者の某教授では…、菌の専門家の・・・」

名無し「!それは違います…、というか、もし仮に学者だとして、当人に御用学者だと名指しで呼ぶのは失礼な気もしますが」

猿畑「私達は刑事だからカマをかけるのが好きなんですよ」

脱下「職業病で、他意はないんです、取りあえず「名前が出ない男」ということで」

名無し「そうです、私は名前以前にそもそも実在しません」

猿畑「ところで、私は実は昔ですね…彼女に、「貴方は私の敵なの味方なの?」と問われた事があるんですよ」

脱下「…いや、それ彼女じゃありません、猿畑さんの片想いじゃないですか?」

猿畑「じゃあ、それでいいです、兎に角そう言われた事があります」

脱下「相当酷い事をしないと、そういう事は問われないのでは?」

猿畑「さて、問題ですグリーンピースは敵ですか、味方ですか?」

脱下「えーと、捕鯨を妨害したり、鯨肉を盗んだり、敵のような気もしますが」

名無し「グリーンピースは日本叩きを目的にした敵ですよ」

猿畑「さて…ところが、日本政府に核燃料輸送船の航路を教えたのもグリーンピースなんですね、あと件の泥棒騒動でも実はグリーンピースの弁護士は捕鯨船内の鯨肉横流しを100パーセント立証てきていたそうです」

名無し「でも敵ですよ」

脱下「へえ、そうなんですか?」

猿畑「さらに福島原発の放射線量の調査を行って、飯館村の放射線データが県の調査と一致した事で、グリーンピースのような批判的な団体の調査と政府の調査が一致した事で、政府の調査結果が正しかった事を証明しており、その存在意義を明確なものにしています」

脱下「なるほど」

名無し「人々は政府の結果だけを信じていればいいんですよ」

脱下「しかし、南極海での妨害活動はあまり誉められた行為ではない気がします」

猿畑「確かに、ただグリーンピースが巷間言われるような、悪の組織ではない事だけは理解できたかと思いますね」

脱下「というか、そういう見解って日本国内だけなんじゃないでしょうかね、名無しさんのような人の吹聴で」

名無し「……」

猿畑「兎に角、日本では環境NGOやNPO自体に馴染みがないんです、その前提を無視して団体の特色だけを語るのはどうかと思う訳ですよね」

脱下「今回は、そういう前提がない解説が遡上に上がるんですね」

猿畑「そう、今回は「最新ニュース解説 教えて!池上さん」(2011年毎日新聞社)です」

脱下「あの池上彰さんをネタにするとは…」

名無し「ところで、毎回見ていますが、わずか数頁の記述に難癖を付けていませんか?大人気ないですね」

猿畑「たとえ数頁でも影響力のある方々の記述ですから、ほおって置けないんですよ。それに今回、大人気の池上先生なので他の書籍も用意しました」

脱下「それは、総体的に池上さんの記述に問題があるんですか?、それともあまりに少なくて他の本からネタを持ってこないと苦しいんですか?」

猿畑「うふふ・・・それはお楽しみに」

脱下「池上氏といえば、テレビでも捕鯨問題について語っていましたね」

名無し「素晴らしい解説でしたね」

猿畑「今回そちらにも触れようと思います。とりあえず教えて!池上さんの123頁から「シーシェパードってどんな団体なの?」という項が始まります」

脱下「これ、割と子供向けの書籍のような気がしますが」

猿畑「実は、池上先生はあまり捕鯨問題を語ってはいないんですよ」

脱下「実は関心がない?」

猿畑「それはわかりません、とりあえず」

124頁
「シーシェパードという団体の名前の「シェパード」とは「羊飼い」のこと、「シー」は海ですから「海の羊飼い」という意味になります。
でも、これだと何のことだかわからないですね。キリスト教の『新約聖書』の中に「羊を守る為に良き羊飼いは命を捨てる」という意味の言葉があります。この場合の羊とは「弱い者」の意味。羊飼いは、弱者を助けるために命を捧げたイェス・キリストのことを指します。つまり、この団体は海にいる弱き生き物を救うイェス・キリストのようなつもりなのです。」

名無し「なんという連中でしょう、自分達をキリストのつもりとは、きっと日本人を卑下しているんでしょうね」

脱下「というより、この場合の弱き者って人間そのものを指した筈です。そして、羊飼いはキリストそのものを指すのであれば、シーシェパードはキリストそのもの、神の子を名乗るなんて不遜そのものです。そんな団体が支持されるのでしょうか」

名無し「でも、猫玉さんは「猫の子」を名乗っていますよ」

猿畑「なんて不遜な奴でしょう、偽証罪で猫玉の逮捕状を手配しましょう」

脱下「猿畑さん、猫玉なんかどうでもいいことです、それよりシーシェパードですよ」

猿畑「これは失礼、右狂さんの指摘の通り、猫玉が「ぼく猫の子ニャー」というように、この説を鵜呑みにするならばシーシェパードは「我は神の子」と名乗っているのと一緒です、そんな団体をキリスト教徒が仮にも支持するでしょうか?」

脱下「大体、海賊旗や髑髏マークを掲げる神の子なんて聞いた事もありませんね。あとシーシェパード白人優位団体説も聞きますが、日本人を構成メンバーに加える白人優位団体というのもどうかと…。KKKが黄色人種を構成員に加えるようなものですよ」

猿畑「実は、シーシェパードサイドからはそれに類する話は全く出ていません」

脱下「この説は、根本的に間違っている気がします」

名無し「池上先生を疑うんですか、テレビに出ている権威ですよ」

猿畑「確かに、池上先生は素晴らしい。難しい話をかみ砕いて説明するのも才能です、それに関しては尊敬してもいいと思います…が、つまりは上手くインプットして、良くアウトプットしているのです」

脱下「つまり、池上氏でもインプットが誤っている事があると…」

猿畑「まあ、そういうことですね」

参考
「最新ニュース解説 教えて!池上さん」池上彰 毎日新聞社 2011年
「kotoba 2010年秋号」集英社 「なぜ日本はクジラを捕り続けるのか?」森達也
「もう「ダマ」されないための科学講義」光文社 2011年
*「3・11以降の科学技術コミュニケーションの課題 ‐日本版「信頼の危機」とその応答」平川秀幸 

注、一部内容をブログ「トンデモない一行知識の世界2 –唐沢俊一のガセビアについて」の2010年7月17日分「唐沢俊一のいうような原理主義者はどこにイルカ」を参考にしています。
早い話、唐沢氏が池上氏と同様の説を展開して、件のブログで批判されていたので。
  1. 2012/11/29(木) 18:30:04|
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